お客様から、床を見てほしいとご連絡がありました。
なんと、床がこのような状態で、上を歩く事もできません。
上に乗ると、いつ床が落ちてもおかしくない状態でした。
これはきっと、シロアリの被害にあっているのではないか?
解体開始
床を解体すると、やはり、シロアリの被害にあっていました。
シロアリ被害は、水回りに多く、今までの改修工事でも約8割の割合でシロアリの被害にあっていることがあります。
解体完了
一番心配していたのは、床が落ちていたので、真ん中に通っている水の配管が痛んでいないか、不安でした。
写真の通り、配管は無事でした。もし配管に被害があると、水漏れになり、だい工事になる所でした。
柱の補修
柱の下の部分のみ、シロアリの被害にあっていたので、補修工事を行いました。
なんと、3ケ所!! 柱の下の部分が腐ると大変です・・
家の土台は大事ですね!!
床下地工事
高さを出して、床の基礎工事です。
写真の左手前に、洗面台があり、洗面台が空中に浮いている状態だったため、洗面台の下もしっかりと基礎工事を行いました
シロアリの薬をぬります
シロアリは、木が大好きなので、木の部分にシロアリの薬をしっかりと塗りました。
フロアーを張っていきます
床の下地工事の後は、構造用合板を張ってから、その上にフロアーを張っていきます。
水回りなので、水に強いフロアーを選びました。色はブラックチェリーです。
敷居も取り替えました
敷居もシロアリ被害にあっていたので、敷居も取り替えました。
この敷居の材質は、草槇(くさまき)と言って、シロアリには、強い材質だそうです!
塗装屋さんと主人(大工さん)が話しているのを聞きました。
完成
大工工事は完成しました。 この後、塗装屋さんが、敷居に色を塗ってくれます。
塗装も完了
まとめ
お客様は、すごく喜んでくれました。もっと早くに工事をお願いすれば良かったと。
トイレはなんとか使っていたけど、床が落ちそうだったので、洗面台もお風呂も使えない状態だったそうです。
床が頑丈になりましたので、これからは洗面台もお風呂も使えると、喜ぶ姿を見て、私まで嬉しくなりました。
どうしても、お一人様家庭でご高齢になると、この家をどうするのか?と考え始め、どこまで直すのか迷います。
今回は、改装工事中に、私はお客様と色んなお話しをさせていただき、とっても楽しい工事となりました。
今回の改修工事は、2日間かかりました。
坂建築を選んでいただきありがとうございました。
【町家リフォーム】解体から完成までの写真/金沢市/坂建築/大工さん/2021
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