外出自粛約3ヶ月(2020年3月~5月)。その後、介護予防運動を再開して感じたことをブログに書きました。
☞2020年6月 介護予防運動を再開して感じたこと 今の現状
今回は、もう少し細かく、どういう部分が、どう衰えていたのか、ブログに書いてみたいと思います。
高齢者の方が特に衰えていた部分は、下半身の筋力低下と、関節の動きが硬い。
家で座っていることが、多かったせいでしょうか?
立位の3分ぐらいの運動ができなくなっている方が数名。
(1・2分立っていることは、全然大丈夫です。)
筋力の低下だけではなく、関節の動きも硬くなっていました。
そして、足裏にあるバランスの感知機能の衰えにより、バランス感覚も衰えていました。
【悲しい例】
私生活の外出自粛..
→家であまり動かない
→筋力の衰え、低下
→転倒
→寝たきり
→どんどん筋力の低下
→気持ちが下がる
【嬉しい例(^^♪】
私生活で買いものや散歩へ行く
→1・2週間に1度、運動へ行く
→筋力の保持、バランス感覚の保持
※筋力の向上、バランスの向上は中々難しくても、定期的に続けることで、保持は、できます。
→頭の体操に関しては、高齢者でも、やればやるほど、記憶力、判断力、注意力は、向上していきます。
高齢者の体操に脳活性化の要素をいくつか、加えていますので、頭の体操をしているように感じなくても、しっかり頭を使っています。
介護予防運動は、70~80代の方が多いのでレッスンの時間は、60分。
【前半 30分 椅子に座って】
太もものトレーニング、ストレッチ、手や足の指、足首、肩などの関節を動かす
(頭の運動も入れながら・・・)
【後半 30分 ヨガマットを敷いて】
立って、簡単にリズム運動
座って、お尻歩きや、柔軟体操
寝転がって、ストレッチ
腹筋、背筋、体幹トレーニング
ごきぶり体操(血流改善)
その日のメンバーさんの体調を見ながら、進めていきます。
2週間に1度でも、継続していくと、身体は、大きな筋力低下は、しません。
筋肉は、落ちるのは早いけど、筋肉をつける、保持するには、継続だと思います。
やはり今回の外出自粛は、80代後半の方には、影響が大きかったように感じました。
身体にも、頭にも、新しい刺激がとて大切です。
新しい刺激によって、記憶力、判断力、注意力、が向上し、終わった後の爽快感も得ることができます。
また、皆さんと運動できることを、楽しみにしています。