リフォームをしたお客様より、リフォームで外した柱を使って、表札を作ってほしいという依頼をお受けました。
リフォームをした時に解体をして外した柱を使って、手作りの木製表札を作っていきます。
柱を表札の大きさにカットする
※この柱は、リフォームの時、枠材や埋め木などにも再利用しました。
そのため、本当に残った端材で表札にする板を4枚とりました。
カーボン紙で文字を書く
手垢止めの塗装を塗ってから、カーボン紙で木の板に文字を書いていきます。
(文字の種類、文字のバランスは、お客様と事前に打ち合わせをして決めました。)
小刀で掘っていきます 掘り方は、かまぼこ彫りです
かまぼこ彫りとは?
文字の輪郭を彫り下げ、文字部分を「かまぼこ」のようにゆるやかな山なりにして、立体感を出す、古典的手法。
文字のふくらみを七福神の布施のふくよかな、お腹に例えて「布施彫り」とも呼ばれているそうです。
とても縁起の良い彫り方と言われております。
彫る作業で使用した手道具の切出し小刀と鎌鑿(カマノミ)はこちら↓
文字の部分をカシュー塗料で塗っていきます
カシュー塗料の特徴!!
75%以上の高樹脂分があり、ふっくらとした肉もち感あふれる仕上がりが出来ます。
塗膜は、高硬度でありながら弾力性のある、といった理想的な塗膜となり
耐久性、耐熱性に優れています。
仕上げ塗装 1回目
仕上げ塗装 2回目・3回目 これで完成です
主人の手で全て作りました。
手作りの木製表札の完成です!!
リフォーム工事で、解体した柱の一部を使い、リメイクして表札を作ることができ、感謝しかありません。
坂建築を選んでいただき、ありがとうございます。
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